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アクチュエーター
,ページの作成:「'''アクチュエーター'''(actuator)とは、入力されたエネルギーを物理的運動に変換するもののことである。 == キーボード ...」
'''アクチュエーター'''(actuator)とは、入力されたエネルギーを物理的運動に変換するもののことである。
== [[キーボード]] ==
[[パソコン]]の世界では、主に[[キーボード]]の[[キー]]が押された際に、キーが元の位置に戻るための反発力を発生させるためのバネなどを指すことが多い。
=== 主なアクチュエーター形式 ===
キーボードに使われているアクチュエーターには主に以下のようなものがある。
==== [[ラバードーム]] ====
いわゆるゴムを使う方式。
安物の代名詞と言われることが多いが、いわゆる安物は[[ラバードーム]]100%の製品であり、[[ラバードーム]]と他のアクチュエーターを絶妙にブレンドした品質の高い製品もある。
; 主な製品
* [[富士通コンポーネント Thumb Touch FKB7628]]
* [[富士通コンポーネント Libertouch FKB8540]]
* [[PFU Happy Hacking Keyboard Lite2]]
==== [[バックリング・スプリング]] ====
円柱状のバネ(スプリング)を歪める方式。
英語表記は「Buckling Spring」である。
[[IBM]]の高級キーボードがよく採用していた。
; 主な製品
* [[IBM 5576-A01]]
* [[IBM 5576-002]]
==== [[コニカル・コイル・スプリング]] ====
円錐状のバネ(スプリング)を収縮させる方式。
英語表記は「Conical Coil Spring」である。
[[富士通]]などが提供している資料では[[コニックリング]]と表記してある。また、日本の多くのバネ屋さんでは「[[コニカル・スプリング]]」と「コイル」という単語を省略して表記してあることが多い。
[[東プレ]]や[[富士通]]などの高級キーボードがよく採用している。
; 主な製品
* [[東プレ Realforce 89]]
* [[PFU Happy Hacking Keyboard Professional]]
* [[PFU Happy Hacking Keyboard Professional2]]
==== 永久磁石 ====
韓国EMBOTECが開発した「磁気浮上キーボード」で採用されていた形式。
永久磁石を使った無接点のアクチュエーターであるため、[[ラバードーム]]はもとより、バックリングやコニックリングなどのスプリングよりも耐久性は高いと言われている。
磁石同士が近づけば近づくほど反発力は強くなるため、最初は軽く、押し込むと重くなる反発力などどうかと思う点もあるものの、実際の打鍵感はちょっと気になるが、すでに会社ごと潰れた模様で現物を拝むことは難しい状況である。
* http://japanese.engadget.com/2007/07/29/magnetic-levitation-keyboard/
== その他 ==
== 関連項目 ==
* [[キーボード]]
* [[ロボット]]
== 参考文献 ==
<references/>
== 外部リンク ==
{{stub}}
== [[キーボード]] ==
[[パソコン]]の世界では、主に[[キーボード]]の[[キー]]が押された際に、キーが元の位置に戻るための反発力を発生させるためのバネなどを指すことが多い。
=== 主なアクチュエーター形式 ===
キーボードに使われているアクチュエーターには主に以下のようなものがある。
==== [[ラバードーム]] ====
いわゆるゴムを使う方式。
安物の代名詞と言われることが多いが、いわゆる安物は[[ラバードーム]]100%の製品であり、[[ラバードーム]]と他のアクチュエーターを絶妙にブレンドした品質の高い製品もある。
; 主な製品
* [[富士通コンポーネント Thumb Touch FKB7628]]
* [[富士通コンポーネント Libertouch FKB8540]]
* [[PFU Happy Hacking Keyboard Lite2]]
==== [[バックリング・スプリング]] ====
円柱状のバネ(スプリング)を歪める方式。
英語表記は「Buckling Spring」である。
[[IBM]]の高級キーボードがよく採用していた。
; 主な製品
* [[IBM 5576-A01]]
* [[IBM 5576-002]]
==== [[コニカル・コイル・スプリング]] ====
円錐状のバネ(スプリング)を収縮させる方式。
英語表記は「Conical Coil Spring」である。
[[富士通]]などが提供している資料では[[コニックリング]]と表記してある。また、日本の多くのバネ屋さんでは「[[コニカル・スプリング]]」と「コイル」という単語を省略して表記してあることが多い。
[[東プレ]]や[[富士通]]などの高級キーボードがよく採用している。
; 主な製品
* [[東プレ Realforce 89]]
* [[PFU Happy Hacking Keyboard Professional]]
* [[PFU Happy Hacking Keyboard Professional2]]
==== 永久磁石 ====
韓国EMBOTECが開発した「磁気浮上キーボード」で採用されていた形式。
永久磁石を使った無接点のアクチュエーターであるため、[[ラバードーム]]はもとより、バックリングやコニックリングなどのスプリングよりも耐久性は高いと言われている。
磁石同士が近づけば近づくほど反発力は強くなるため、最初は軽く、押し込むと重くなる反発力などどうかと思う点もあるものの、実際の打鍵感はちょっと気になるが、すでに会社ごと潰れた模様で現物を拝むことは難しい状況である。
* http://japanese.engadget.com/2007/07/29/magnetic-levitation-keyboard/
== その他 ==
== 関連項目 ==
* [[キーボード]]
* [[ロボット]]
== 参考文献 ==
<references/>
== 外部リンク ==
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