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Cシャープ(音楽記号)

3,260 バイト追加, 2012年12月13日 (木) 09:36
ページの作成:「'''Cシャープ(音楽記号)'''とは、遠隔操作ウイルス事件の真犯人がコンピューターウイルスの製造に使用したとみられ...」
'''Cシャープ(音楽記号)'''とは、[[遠隔操作ウイルス事件]]の真犯人が[[コンピューターウイルス]]の製造に使用したとみられている[[プログラミング言語]]の名称である。

== 公式見解 ==
[[C Sharp|C#]]の神、いわゆるゴッドである[[アンダース・ヘルスバーグ]]によると、開発時の[[コードネーム]]は「C like Object Oriented Language」を略した「[[COOL]]」であったとしている。意訳すると「[[C言語]]に似せた[[Turbo Pascal]]」という意味であり、具体的には[[Pascal]]系言語に恐怖心を抱いている[[C言語]]系を主体とする[[プログラマー]]を「簡単だよ」と騙して[[デスマーチ]]に誘い込むための罠という意味である。

ただし、このCOOLという名称は別製品で使用済みであったなどの理由で正式名称にはならず、別の名称にする必要に迫られ以下のような代案が出されたという。
* EC(いーしー)
* C<sup>2</sup>(しーすくうぇあ)
* C<sup>3</sup>(しーきゅーぶ)
* Cs(しーせしうむ) - あやしいお米で有名なセシウムさんである。
* C♯(しーしゃーぷ) - ※音楽記号

この中でCシャープ(音楽記号)は近くでよーくよーく見ると「C++++」のように見えたため「C♯」にほぼ決定したという。<ref> [http://www.atmarkit.co.jp/fdotnet/insiderseye/20060215cscommunity/cscommunity_01.html レポート:コミュニティスペシャルセッション with Anders Hejlsberg in Microsoft Developers Conference 2006]</ref><ref> [http://www.microsoft.com/japan/msdn/community/person/andershejlsberg/communityreport.aspx C#への期待。アンダースからの返答]</ref>

ただし「♯」という音楽記号は、一部の地域で用いられている[[フォント]]や[[ブラウザ]]などの技術的な制約があり、また標準的な[[キーボード]]には存在せず入力が難しいため、発音については「シャープ」であるが、その表記については「♯(シャープ)」ではなく「#(ナンバー)」を採用したとしている。<ref>[http://www.ecma-international.org/publications/standards/Ecma-334.htm Standard ECMA-334 C# Language Specification]</ref>

== その他 ==
「#」接尾辞はC#のみならず、既存の[[プログラミング言語]]から派生した多くの.NET系言語においても使用されている。

例えば以下のようなものがある。
* [[J Sharp|J#]]([[Java]]のようなもの)
* [[A Sharp|A#]]([[Ada]]のようなもの)
* [[F Sharp|F#]](おそらくMLファミリに使われた型システムの[[System F]]から)

なお、この「#」接尾辞を用いているのは[[プログラミング言語]]に限ったものではなく、[[Gtk Sharp|Gtk#]]や[[Cocoa Sharp|Cocoa#]]などの[[ライブラリ]]にも使用されている。また「#」を接尾辞ではなく接頭辞に持ってきてしまった[[SharpDevelop]]という[[オープンソース]]で開発されている[[統合開発環境]]などもある。

== 関連項目 ==
* [[C Sharp|C#]]

== 参考文献 ==
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