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単一障害点

2,066 バイト追加, 2013年4月4日 (木) 01:31
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'''単一障害点'''(読み:たんいつしょうがいてん、英語:Single Point of Failure, [[SPOF]])とは、ある一箇所がぶっ壊れると、[[システム]]全体が動かなくなってしまう箇所のことである。

== 概要 ==
単一障害点は主に[[コンピューター]]分野では[[ハードウェア]]の[[故障]]について語られることが多い。

また、単一障害点は[[ハードウェア]]に限った話ではなく、企業などにおいてある人物が病気になったり退職したりすると実務が止まり回らなくなる場合などにも使われる。

[[プログラミング]]の世界でいえば、[[ペアプログラミング]]などを実施せずに[[IT土方]]を酷使した結果、その[[プログラマー]]が精神病をわずらい退場、[[デスマーチ]]に突入する、という事例が今なお数多く報告されている。

また、「[[導入コスト]]が安い」などの理由で一般的ではない[[OS]]や[[ソフトウェア]]を採用し、複雑奇怪に入り組んだシステムを構築した結果、[[パソコンの大先生]]や[[サーバー管理者]]が1人退職したら誰も[[メンテナンス]]できない、などという事態に陥っている企業も多い。

== 対策 ==
単一障害点を無くすには[[見積]]や[[設計]]の時点でそのようにならないように心がけるしかない。これは一般的に各構成要素の[[冗長化]]により実現するが、[[冗長化]]は終わりがない話であり、どの程度まで[[高可用性]]と[[信頼性]]が必要かを、事前かつ明確に決めておく必要性がある。

なお、深く考えずに安易に[[冗長化]]した結果、システムの複雑性が増加し、[[運用]]時に憤死する事例も多く、単一障害点を無くす際には冗長化手法の単純性なども考慮する必要がある。

== 関連項目 ==
* [[冗長化]]
* [[可用性]]
* [[RASIS]]

== 参考文献 ==
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