差分

ナビゲーションに移動 検索に移動

KiCad

2,802 バイト追加, 2015年1月18日 (日) 15:32
作成
'''KiCad'''とは、ドロー系[[ペイントソフト]]の1つで、特に[[回路図]]や[[基板]]の絵を描くのに適している。

== 入手 ==
KiCadは[[GPL]] v2の[[フリーソフト]]である。

* [http://iut-tice.ujf-grenoble.fr/cao/ 安定版]
* [http://kicad.nosoftware.cz/ 最新版]

== 使い方 ==

=== 回路図を描く ===
# KiCadを起動する。
# Eeschemaを起動する。
# 使いたい[[コンポーネント]](部品)が無ければ、描いて[[ライブラリ]]に登録する。
# コンポーネントや電源ポートをいい感じに配置する。
# 配置したコンポーネントの端子をいい感じにワイヤでつなぐ。
# コンポーネントの値やリファレンスなどをいい感じに設定する。

=== 基板の絵を描く ===
# Eeschemaでネットリストを出力する。
# 利用したいフットプリントが無ければ、Pcbnewを起動し、フットプリントを作成してライブラリに登録する。
# CvPcbを起動し、コンポーネント(回路図上の部品)とフットプリント(基板上の部品)を対応付ける。
# Pcbnewを起動する。
# 出力しておいたネットリストを読み込む。部品が画面に投入される。
# いい感じに部品を配置する。
# [[ツールバー]]の「トラック モード:自動配線」をONにし、画面を右クリックして「自動配線→全てのモジュールを自動配線」で勝手に配線を行ってくれる。配線を最初から考えず調整するだけでよくなるので、手間が減る。
# [[3D]]表示もできる。楽しい。

=== その他の図形を描く ===
# 最初からPcbnewを起動する。回路図やネットリストは必要ない。
# 右上の[[コンボボックス]]で"Edge.Cuts"を選択する。これは本来は基板の外形を描く場所であるが、様々な[[図形]]を描ける。
# [[線分]]や[[円弧]]、半角[[英数字]]・記号の[[テキスト]]を組み合わせて描きたい図形を描く。
# 描いた図形を[[印刷]]したい場合は、あらかじめ[[ページ設定]]で適切な[[紙]]の大きさを指定しておく。[[デフォルト]]ではA3になっているので注意。

== 外部リンク ==
* [http://www.kicad-pcb.org/display/KICAD/KiCad+EDA+Software+Suite KiCad EDA Software Suite - Kicad EDA - KiCad EDA]
* [https://sites.google.com/site/vita0117kicad/ KiCadチュートリアル]
* [https://twitter.com/kicad_jp kicad.jp(@kicad_jp)さん | Twitter]

== 関連項目 ==
=== お絵かきソフト ===
* [[OpenOffice.org]] Draw
* [[LibreOffice]] Draw
* [[Inkscape]]
* [[AR_CAD]]
* [[Microsoft Word]]
* [[Microsoft Excel]]

=== 回路設計ソフト ===
* [[PasS]]
* [[源内CAD]]
* [[LTspice]]
* [[CircuitLab]]
匿名利用者

案内メニュー