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無線LANコントローラー

3,715 バイト追加, 2015年1月25日 (日) 13:43
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'''無線LANコントローラー'''とは、オフィスなど大人数で[[無線LAN]]を利用する際に、複数台の[[無線LANアクセスポイント]]を管理する装置のことである。

==概要==
無線LANコントローラーとは、いわゆる[[無線LANルーター]]において本体とアンテナが分離したような製品のことである。
本体はいわゆる[[ラックマウント]]の[[スイッチングハブ]]みたいな形状をしている物が多く、[[アンテナ]]([[無線LANアクセスポイント]])はいわゆる[[無線LANルーター]]っぽい形状をしている。

本体とアンテナの間は[[有線LAN]]や専用ケーブルなどで接続するため、複数のアンテナを広く配置すれば広範囲に展開することができる。

無線LANコントローラーではアンテナごとに周波数帯域の[[チャネル]]を適切に切り替えたりする機能を備えているため、[[混線]]してグダグダになる事態を回避できる。とくに適切に[[ハンドオーバー]]されるため、電波と電波がぶつかり合う境目でグダグダになることが少ない。

また、このチャンネルの制御は[[負荷分散]]的な意味合いもあり、たとえば会議室などの狭い部屋でアンテナひとつでも電波自体は余裕で届くが、一斉に何十人も繋ぐとひとつのチャンネルではパンクするという事態を回避するのにも役立つ。

==導入==
家庭用の[[無線LANルーター]]として有名な[[NEC]]の[[ATERM]]シリーズの上位モデルは小規模な無線LANコントローラーになる機能を備えており、同じく[[ATERM]]の同等モデルまたは下位モデル(非対応機種もあり注意すること)などを接続することで[[無線LANアクセスポイント]]として利用できる。親機は2万円から3万円程度、子機は数千円から1万円程度で購入できるため、10万円以下で手軽に組む場合には[[マジオススメ]]である。

[[バッファロー]]や[[プラネックス]]などの製品でも出来るらしいが詳しくは知らん。

業務用の無線LANコントローラーおよび[[無線LANアクセスポイント]]のセットは最小構成30万円程度から数百万円まで幅広いが、実際問題としては製品単体よりも設置業者の職人芸によるところが大きいため、人で選ぶのが得策である。工事費をケチるとただのゴミになる可能性が非常に高い。

==無線LAN中継機との違い==
[[無線LAN中継機]]は、既存の[[無線LAN]]を親機の機種など問わず拡張することができる夢のような装置である。

ただし親機と中継機では基本的に[[SSID]]が別物になるため、[[無線LANアクセスポイント]]間の完璧な[[ハンドオーバー]]は行えず、一時的に切断して、別の[[無線LANアクセスポイント]]に接続するかたちとなる。

ただ、[[無線LAN中継機]]は親機の電波を拾い中継するケーブルレスな機種が一般的であり、またコンセントに挿すだけで利用できるものも多いため、別途[[有線LAN]]などを這わせたりしなくてもよいという手軽さを持つというメリットもある。

==関連項目==
*[[無線LAN]]
*[[公衆無線LAN]]
*[[リンクアグリゲーション]]
*[[B.A.T.M.A.N.]]
*[[クラスA情報技術装置]]
*[[MDM (Mobile Device Management)]]
*[[ICカードリーダーライター]]
*[[カタログスペック]]
*[[ホームレス]]

==参考文献==
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