差分

ナビゲーションに移動 検索に移動

ATARI 2600

2,008 バイト追加, 2018年3月8日 (木) 05:22
ページの作成:「'''ATARI 2600'''とは、1977年にアタリから発売した家庭用ゲーム機である。 == 概要 == ATARI 2600はゲームソフトをカセットによっ...」
'''ATARI 2600'''とは、1977年に[[アタリ]]から発売した家庭用ゲーム機である。

== 概要 ==
ATARI 2600はゲームソフトをカセットによって供給する「取替式」を発案・採用した。
* 利用者からしたら「カセットはROMだけのため安い」
* 販売店からしたら「かさばらない」
などの利点があり、これが爆発的な人気をもたらした。

== ハードウェア ==
ATARI 2600は[[ファミコン]]より6年も早い時代、つまり1世代前のゲーム機であるため、ハードウェアの性能は微妙である。
ATARI 2600の終焉は「[[アタリショック]]」などと言われるが、単に製品寿命を迎え、世代交代しただけとの見方もある。

=== CPU ===
* [[MOS 6507]] (1.19MHz)
[[MOS 6502]]から機能を削ったものである。

=== RAM===
* 128バイト (誤記ではない, [[MOS 6532]])
次世代機[[ファミコン]]の「2048バイト」がいかに大容量かおわかりいただけただろうか。

=== ROM ===
製造コストを安くするため、MOS 6507とカセットの接続配線をケチっており、なんと[[ROM]]は4KB(2^12=4096)までしか使えない。同時発売タイトルとして開発していた「[[Combat]]」が2KBであったため「4KBもあれば十分」だと考えたそうだ。

=== コントローラー端子 ===
台形型のコネクタを採用。後に「[[D-Sub 9ピン]]」と呼ばれるものであり世界中であらゆる機器に採用された。
日本でもこれを[[魔改造]]したものが[[PC-6001]]や[[MSX]]、[[X1]]といった[[パソコン]]や、[[セガ]]の[[SC-3000]]や[[メガドライブ]]などのゲーム機でも採用されている。なお、端子形状は同一でもピンアサインが異なるなどの魔改造品なので[[互換性]]は微妙であった。

== 関連項目 ==
* [[アタリショック]]

[[category: ゲーム]]
[[category: 家庭用ゲーム機]]
匿名利用者

案内メニュー