フラッシュ・ボーイズ
フラッシュ・ボーイズ(Flash Boys)とは、低遅延なネット回線でオンライントレードする投資家のことです。
マイケル・ルイスのノンフィクション『フラッシュ・ボーイズ 10億分の1秒の男たち』で広まったもので、超高速取引(HFT: High-Frequency Trading)を行う投資家や業者を指しています。
HFT業者などとも呼ばれています。
低遅延ネット回線[編集 | ソースを編集]
シカゴとニュージャージーを結ぶ「最短直線の光ファイバー」など、物理的に最速の通信経路を確保して取引所にアクセス。
ナノ秒・ミリ秒単位の取引[編集 | ソースを編集]
人間の反応速度ではなく、コンピューターが特定のアルゴリズムで自動で売買を繰り返す。
一般投資家への影響[編集 | ソースを編集]
典型的な手法は「フロントランニング(先回り取引)」と呼ばれるもの。
例:
- あなたが株を買おうとした瞬間、HFT業者がその情報を検知
- 先に買って
- 少し高い値段で売りつける。
- 結果的に、一般投資家は不利な価格で約定してしまう。
批判と対抗[編集 | ソースを編集]
こうした「市場の歪み」に対抗するため、ブラッド・カツヤマらが公正な取引所 IEX(Investors Exchange) を設立したのが物語のクライマックス。