「Babylon.js」の版間の差分
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− | もともとは2013年に[[Microsoft]]が「[[Silverlight]]向けの[[ゲームエンジン]]」として公開したもの。[[Silverlight]] | + | もともとは2013年に[[Microsoft]]が「[[Silverlight]]向けの[[ゲームエンジン]]」として公開したもの。 |
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名称に「js」とあるが[[ソースコード]]は[[JavaScript]]ではなく[[TypeScript]]で書かれている。 | 名称に「js」とあるが[[ソースコード]]は[[JavaScript]]ではなく[[TypeScript]]で書かれている。 |
2022年5月2日 (月) 01:56時点における版
Babylon.jsとは、HTML5(JavaScript)で簡潔明瞭に3DCGを扱うためのライブラリである。
概要
JavaScriptで3DCGというと「Three.js」が有名だが、Three.jsが汎用性重視(どっちかというと3DCAD向け)なのに対して、Babylon.jsは「3DCGを使ったゲーム開発に全振り」という違いがある。Babylon.jsにはアニメーションや物理演算といったゲーム向けの機能が含まれている。UnityやUnreal Engineなどの壮大なゲームエンジンが大流行する前の時代によくあったDirect3DやOpenGLを覆い隠してサクッとゲームが作れるフレームワークのWebGL版といった感じだ。
もともとは2013年にMicrosoftが「Silverlight向けのゲームエンジン」として公開したもの。 Silverlightはバベルの塔のごとく残念な結果になったがHTML5に移植したところ人気になった。
名称に「js」とあるがソースコードはJavaScriptではなくTypeScriptで書かれている。
ライセンス
Babylon.jsのソースコードはGitHubで公開されており、Apache License 2.0の下で配布されている。