「Wayland」の版間の差分

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世間一般では「WaylandはXではほとんど使われていない機能をバッサリ切り落として無駄が削がれ速い」と説明されることが多い。
 
世間一般では「WaylandはXではほとんど使われていない機能をバッサリ切り落として無駄が削がれ速い」と説明されることが多い。
  
ぶっちゃけWaylandの最大の特徴は「Xに欠如している機能のためデスクトップ環境で実装されていた機能」の一部を実装している点である。これにより[[Windows]] や [[macOS]]では当たり前にできるのにLinuxではできない「アプリ間のコピペができない」という致命的な弱点を解消している。ただしほとんどのアプリは「Xで動かす前提」となっており、この機能がまともに動くことはない。
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ぶっちゃけWaylandの最大の特徴は「Xに欠如している機能のためデスクトップ環境で実装されていた機能」の一部を実装している点である。これにより[[Windows]] や [[macOS]]では当たり前にできるのにLinuxではできない「アプリ間のコピペ」という致命的な弱点を解消している。ただしほとんどのアプリは「Xで動かす前提」となっており、この機能がまともに動くことはない。

2022年9月5日 (月) 03:34時点における版

Wayland(読み:うぇいらんど)とは、RedHatの中の人が開発をはじめた「X Window System(以下X)に変わるディスプレイマネージャ」である。

世間一般では「WaylandはXではほとんど使われていない機能をバッサリ切り落として無駄が削がれ速い」と説明されることが多い。

ぶっちゃけWaylandの最大の特徴は「Xに欠如している機能のためデスクトップ環境で実装されていた機能」の一部を実装している点である。これによりWindowsmacOSでは当たり前にできるのにLinuxではできない「アプリ間のコピペ」という致命的な弱点を解消している。ただしほとんどのアプリは「Xで動かす前提」となっており、この機能がまともに動くことはない。