Quadric Error Metrics
2020年3月31日 (火) 05:43時点におけるAdministrator (トーク | 投稿記録)による版
Quadric Error Metrics(通称:QEM)とは、3DCGにおいてメッシュのポリゴン数を減らすアルゴリズムのひとつである。
概要
最近のGPU界隈でよく聞くテッセレーション(ポリゴンを増やす処理)の逆パターンで、主にプリレンダリング向けのポリゴン多めのモデルや3Dスキャナで読み取ったモデルを、リアルタイムレンダリング向けにポリゴン少なめのモデルに変換する処理方法のひとつである。
ZBrushやFusion 360などのスカルプト機能が付いたモデリングソフトで作図するとポリゴン多めになるため、それらをゲームや3Dプリンタで使う場合に威力を発揮する。
個人的には3Dカメラ(Kinect)で撮影したものを3Dプリンタに出力すべくSTLファイルとして出力したところ、ギガバイト単位という恐ろしいものが出来上がり、このままでは使えないためポリゴンを減らす手法を調べていてたどりついた。
資料
- http://d.hatena.ne.jp/tueda_wolf/20070607/p1
- http://www.cs.virginia.edu/~gfx/Courses/2008/AdvancedGraphics/snipets/quadric.pdf
ググると様々な言語での実装が公開されている。詳細はソース読め。