「オペランド」の版間の差分

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== オペランドの数 ==
 
== オペランドの数 ==
 
[[計算機]]([[コンピューター]])の実装方式は、[[機械語]]の[[命令セット]]において明示的に指定できるオペランドの最大数で大きく分類される。
 
[[計算機]]([[コンピューター]])の実装方式は、[[機械語]]の[[命令セット]]において明示的に指定できるオペランドの最大数で大きく分類される。
* 0オペランド - [[スタックマシン]]と呼ばれる。[[共通言語ランタイム]]や[[Java仮想マシン]]などが採用している方式。
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* [[0オペランド]] - [[スタックマシン]]と呼ばれる。[[共通言語ランタイム]]や[[Java仮想マシン]]などが採用している方式。
* 1オペランド - [[アキュムレーターマシン]]と呼ばれる。初期の[[コンピューター]]はほぼこれであったと言われている。
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* [[1オペランド]] - [[アキュムレーターマシン]]と呼ばれる。初期の[[コンピューター]]はほぼこれであったと言われている。
* 2オペランド - [[レジスターマシン]]と呼ばれる。多くの[[CPU]]が採用する方式。
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* [[2オペランド]] - [[レジスターマシン]]と呼ばれる。多くの[[CPU]]が採用する方式。
* 3オペランド - これも[[レジスターマシン]]と呼ばれる。非常に希な存在であったが最近では[[インテル]]の[[AVX]]などで採用されている方式。
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* [[3オペランド]] - これも[[レジスターマシン]]と呼ばれる。非常に希な存在であったが最近では[[インテル]]の[[AVX]]などで採用されている方式。
 
* 4以上 - [[DEC]]の[[VAX]]におけるPOLY命令(多項式命令)で特例的に存在した。他は知らない。
 
* 4以上 - [[DEC]]の[[VAX]]におけるPOLY命令(多項式命令)で特例的に存在した。他は知らない。
  

2012年7月6日 (金) 00:59時点における最新版

オペランド(operand)とは、コンピューター演算を行う際に対象となる変数のことである。オペランドは「演算数」や「被演算子」、「被演算数」と日本語訳されることもある。

機械語アセンブリ言語においては、演算対象となる値が格納されているレジスターメインメモリアドレス、および結果を格納するレジスターやメインメモリのアドレスもオペランドである。

なお、間違ってもオペラなど略してはならない。コンピューターの世界においてオペラという場合は全く別の崇高な存在を指す。

オペランドの数[編集 | ソースを編集]

計算機コンピューター)の実装方式は、機械語命令セットにおいて明示的に指定できるオペランドの最大数で大きく分類される。

関連項目[編集 | ソースを編集]

参考文献[編集 | ソースを編集]


外部リンク[編集 | ソースを編集]