「ディープカラー」の版間の差分

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写真や絵を扱う前提の場合、「[[Intel]]の[[オンボードGPU]]を積んだ[[Mac]]」と「[[NVIDIA]]の[[Quadro]]を積んだ[[Windows]]」では速度差を除けば機能的には同等であると言え、「[[NVIDIA]]の[[GeForce]]を積んだ[[Windows]]」は[[そびえ立つクソ]]であると言えます。
 
写真や絵を扱う前提の場合、「[[Intel]]の[[オンボードGPU]]を積んだ[[Mac]]」と「[[NVIDIA]]の[[Quadro]]を積んだ[[Windows]]」では速度差を除けば機能的には同等であると言え、「[[NVIDIA]]の[[GeForce]]を積んだ[[Windows]]」は[[そびえ立つクソ]]であると言えます。
  
「個人、かつ写真や絵を扱うのが主用途であればRadeonを買え」という結論になります。
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機能と速度と価格をすべて考慮すると「個人、かつ写真や絵を扱うのが主用途であればRadeonを買え」という結論になります。
  
 
== 関連項目 ==
 
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* [[トゥルーカラー]]
 
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2023年10月24日 (火) 02:53時点における版

ディープカラー英語:deep color)とは、コンピューターグラフィックスにおいて各色8ビットを超える色表現のことである。

概要

ディープカラーは従来のトゥルーカラー(1677万7216色)のように明確な規定はないが、一般的には「各色が10ビットや12ビットや16ビット」のRGB」であることが多い。 最近では12ビットの整数どころか16ビットの半精度浮動小数点に対応したものも登場している。

業務用ビデオカメラや一眼レフのRAW画像はほとんどディープカラーとなっている。 当然ながらこれらを「まともに」編集するにはディープカラー対応の液晶ソフトウェアなどが必要となる。

PC

GeForce

一部のPCに搭載されているGeForceなどのビデオカードには「フルスクリーンでしかディープカラーを使えない」などの制約がある。「ゲームや動画再生はフルスクリーンが普通だから問題ないでしょ?」というものである。

なんとこの制限はQuadroなどのワークステーション用のビデオカードを買うと解除され、ウインドウ表示でもディープカラーが使えるようになる。

2020年末のドライバアップデートでGeForceのウインドウ表示でも限定的ではあるがディープカラーを扱えるようになった。

Radeon

2021年時点で売られている「Radeon」を冠するビデオカードはすべてディープカラーを扱える。AMD製品は基本的にCPUGPUもケチくさい制限はない。

Intel

2021年時点で売られているインテルCPUに内蔵されているオンボードGPUもすべてディープカラーを扱える。

Mac

一部のMacに搭載されているRetina Displayはディープカラーが大前提となっている。 ウインドウ表示でもディープカラーは問題なく使える。

総評

写真や絵を扱う前提の場合、「IntelオンボードGPUを積んだMac」と「NVIDIAQuadroを積んだWindows」では速度差を除けば機能的には同等であると言え、「NVIDIAGeForceを積んだWindows」はそびえ立つクソであると言えます。

機能と速度と価格をすべて考慮すると「個人、かつ写真や絵を扱うのが主用途であればRadeonを買え」という結論になります。

関連項目