「MonoGame」の版間の差分

提供: MonoBook
ナビゲーションに移動 検索に移動
4行目: 4行目:
 
[[XNA]]は実質的に[[Xbox 360]]向けのゲーム開発用フレームワークであったが[[Xbox One]]の登場とともに死んだ。
 
[[XNA]]は実質的に[[Xbox 360]]向けのゲーム開発用フレームワークであったが[[Xbox One]]の登場とともに死んだ。
 
そしてMonoGameが生まれた。
 
そしてMonoGameが生まれた。
 +
 +
その名の通り本来はゲームに使うものであるが、ゲーム以外の3Dを扱うアプリでも機種依存の激しいAndroidのなかでも特に機種依存の激しいパーツであるGPU周りを整流するミドルウェアとしても非常に有望である。
  
 
==マジオススメ==
 
==マジオススメ==

2016年1月20日 (水) 01:29時点における版

MonoGame(読み:ものげーむ)とは、Monoプロジェクトが開発しているXNA互換のゲーム開発用フレームワークである。

概要

XNAは実質的にXbox 360向けのゲーム開発用フレームワークであったがXbox Oneの登場とともに死んだ。 そしてMonoGameが生まれた。

その名の通り本来はゲームに使うものであるが、ゲーム以外の3Dを扱うアプリでも機種依存の激しいAndroidのなかでも特に機種依存の激しいパーツであるGPU周りを整流するミドルウェアとしても非常に有望である。

マジオススメ

本家XNAWindowsXbox 360が対象であったが、MonoGameではMac OS XiOSAndroidといった最新鋭の環境に対応している。

iOSAndroidは一般的なアプリ開発でもシミュレータや実機転送が遅すぎてデバッグ時にイライラ全開だが、MonoGameはMacにも対応しておりデバッグ実行が一瞬で行えるMonoMac向けにスマホ風の解像度でサクッと開発し、最終的にiOSAndroid向けに微調整という手法を用いることができる。

この場合はソリューションを以下のようなプロジェクト構成にして、各プラットフォームからCoreプロジェクトを呼ぶようにすると良い。

  • Core - MonoGame PCLプロジェクト(Gameクラスなどの実際のコード)
  • Mac - MonoGame MonoMacプロジェクト(エントリポイントとコンテンツだけ)
  • Android - MonoGame MonoMacプロジェクト(エントリポイントとコンテンツだけ)

なお、MonoMacでは実行速度が爆速であるためスマホ実機ではフレームレートが出ない現象には注意が必要である。定期的にスマホ実機で動作検証することをオススメする。

関連項目

MonoGameカテゴリ

参考文献