オブジェクト指向プログラミング

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オブジェクト指向プログラミング英語:Object Oriented Programming, 略称:OOP)とは、オブジェクト指向というデザインパターンの一種を用いてプログラミングを行うことである。

概要[編集]

オブジェクト指向プログラミングは副作用が大きいのが特徴であり、ある一定規模を超えると人間の把握能力を超え、右を治すと左が壊れるという状況が往々にして発生する。いわゆるデスマーチである。そのような状況化ではユニットテストが活躍するが、右を治したら左が壊れたのが分かるだけで銀の弾丸ではない。

オブジェクト指向プログラミングとオブジェクト指向プログラミング言語[編集]

よく誤解されていることだが、オブジェクト指向プログラミングは「オブジェクト指向プログラミング言語」を用いてプログラミングを行うことではないという点に注意すること。

オブジェクト指向プログラミング言語を用いた非オブジェクト指向プログラミング[編集]

オブジェクト指向プログラミング言語を用い、その原則に従えば自然とオブジェクト指向プログラミングになるが、大半のオブジェクト指向プログラミング言語では意図してソースコードを記述することで手続き型プログラミング言語のように書くこともできる。

たとえばC#において全てのクラスの中身が静的メソッドだけというようなソースコードは、クラスの存在はただの名前空間となった手続き型プログラミングであり、誰がどう見てもオブジェクト指向ではないのでオブジェクト指向プログラミングとは呼ばない。このような記述形式はプログラミング言語の形態を問わず、Hello Worldのような簡単なサンプルプログラムではよく見かける事例であるが、希に宗教上の理由により意図して全てを手続き型プログラミング言語のように書いている人もいる。

class AppMain {
    public static void Main(string[] args) {
        Hello("hoge");
    }
 
    public static void Hello(string name) {
      Console.WriteLine("hello," + name);
    }
}

非オブジェクト指向プログラミング言語を用いたオブジェクト指向プログラミング[編集]

また、オブジェクト指向プログラミング言語を使わずとも、オブジェクト指向の考え方に沿ったソースコードの記述形式であればオブジェクト指向プログラミングである。

このようなオブジェクト指向プログラミング言語を用いないオブジェクト指向プログラミングの実例としては、主にC言語によって書かれたLinuxおよびUNIX界隈で未だに使われ日夜肥大化を続けているX Window System、そしてその上で動くGNOMEおよび関連プロジェクトの根底として使われているGObjectなどが有名である。

なお、これら例のソースコードオブジェクト指向プログラミング言語で育ったプログラマーからしたら狂気のように感じることであろう。それはX Window Systemが出た当時のプログラマーたちですら狂気を感じ、正気を保つためにMotifというフレームワークが開発されたほどであることからも伺え、その行為の無慈悲さを書いた「Bjarne Stroustrup インタビュー」というジョーク文章が世界的に出回るほどである。

関連項目[編集]

参考文献[編集]