「PPP」の版間の差分
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2024年5月13日 (月) 02:18時点における最新版
PPP (point to point protocol)とは、コンピューター間でシリアル通信を行うためのネットワークプロトコルです。
IDとパスワードによる認証が利用できるためパソコン通信やADSLなどのモデムを利用したダイヤルアップ接続時の通信プロトコルとして広く利用されていました。
また、光回線などでもPPPをイーサネットを通じて利用できるようにした「PPPoE」が広く利用されていました。これはプロバイダー側の機材をADSL(PPP)と光回線(PPPoE)で共通化してコスト削減できるという利点がありました。
なお、近年の光回線ではONUの情報で認証してDHCPでIPを発行する「IPoE」方式が主流になりつつあります。IPoE + DHCPは利用者によるルーターの設定が不要(IDやパスワードの入力が不要)なのでユーザーサポートが楽なのだと思われます。