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VADの[[サーバー]]に[[アプリ]]を[[インストール]]すると、その[[サーバー]]上のアプリに接続するビューアが[[プログレッシブウェブアプリ]]([[JavaScript]]や[[WebAssembly]]で作られたアプリ)として生成されるという仕組みのようです。プログレッシブウェブアプリが動く[[OS]]ならばどこでも利用できるようです。
 
VADの[[サーバー]]に[[アプリ]]を[[インストール]]すると、その[[サーバー]]上のアプリに接続するビューアが[[プログレッシブウェブアプリ]]([[JavaScript]]や[[WebAssembly]]で作られたアプリ)として生成されるという仕組みのようです。プログレッシブウェブアプリが動く[[OS]]ならばどこでも利用できるようです。
  
[[VDI]]や[[DaaS]]などの[[Windows]]の[[仮想デスクトップ]]を丸ごと配信する従来の[[システム]]と比べて、VADではアプリ部分だけをくり抜いて配信するため必要最小限の通信で済み、かつ、まるでその[[OS]][[アプリ]]のように動くので非常に快適だそうです。
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[[Microsoft]]が推進していた[[Windows 365 Frontline]]などの[[VDI]]や[[DaaS]]などの[[Windows]]の[[仮想デスクトップ]]を丸ごと配信する従来の[[システム]]と比べて、VADではアプリ部分だけをくり抜いて配信するため必要最小限の通信で済み非常に快適だそうです。
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また、まるでクラアント側のOSの[[アプリ]]のように動くので操作性も良いそうです。
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2024年6月6日(日本時間)にCameyoは[[Google]]に買収されました。今後は[[Google Cloud]]の一部になり、[[Chromebook]]の法人や[[GIGAスクール構想]]向けの目玉機能として提供されるそうです。
  
2024年6月6日(日本時間)にCameyoは[[Google]]に買収されました。今後は[[Google Cloud]]の一部になり、[[Chromebook]]の目玉機能として提供されるそうです。
 
  
 
== 外部リンク ==
 
== 外部リンク ==

2024年6月6日 (木) 02:41時点における最新版

Virtual App Delivery (VAD)とは、米国Cameyo社が開発したクラウドサービス上の仮想環境Windowsアプリを動かし、そのアプリの内容だけをくり抜いてクライアントに配信するシステムです。

VADのサーバーアプリインストールすると、そのサーバー上のアプリに接続するビューアがプログレッシブウェブアプリJavaScriptWebAssemblyで作られたアプリ)として生成されるという仕組みのようです。プログレッシブウェブアプリが動くOSならばどこでも利用できるようです。

Microsoftが推進していたWindows 365 FrontlineなどのVDIDaaSなどのWindows仮想デスクトップを丸ごと配信する従来のシステムと比べて、VADではアプリ部分だけをくり抜いて配信するため必要最小限の通信で済み非常に快適だそうです。

また、まるでクラアント側のOSのアプリのように動くので操作性も良いそうです。

2024年6月6日(日本時間)にCameyoはGoogleに買収されました。今後はGoogle Cloudの一部になり、Chromebookの法人やGIGAスクール構想向けの目玉機能として提供されるそうです。


外部リンク[編集 | ソースを編集]