「輝度」の版間の差分
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2019年9月25日 (水) 02:02時点における最新版
輝度(英語:luminance)とは、「照射面の明るさ」のことである。
概要[編集 | ソースを編集]
1カンデラ毎平方メートルは、1平方メートルの平面光源の「光度」が、その平面と垂直な方向において1カンデラであるときの、その方向における輝度と定義される。
「光度」が光源からの光の強さなのに対して、「輝度」は光が当たった部分の光の強さとなる。 スタート地点とゴール地点だな。
単位[編集 | ソースを編集]
国際単位系は「cd/m²(カンデラ毎平方メートル)」である。
ただし英語で発音すると「Candela per square metre」であり「あまりに長すぎる」ということで、 「1cd/m²」を「nt(ニト)」と呼ぶことがある。ニトはラテン語で「輝き」を意味するnitorに由来する。
たとえばEIZOの液晶のスペックシートは「カンデラ毎平方メートル」、 Appleの液晶のスペックシートは「ニト」を使っている。 これらはどちらも同じ意味である。
ちなみに日本では昔から「カンデラ」と略して発音されることが多かった。 このためMacやiPhoneが液晶の「ニトの高さ」を宣伝材料にしだすまで「ニト」はあまり一般的ではなかった。
備考[編集 | ソースを編集]
液晶ではこの数字が高いほど高級品であり、「IPSパネルだ」「VAパネルだ」という一般庶民の論争を超越したハイエンドな世界ではこの数字で価格が決まってくる。
一般的に安物液晶は250cd/m²から350cd/m²程度であり400cd/m²あればマシな方である。 市販品だとiMac 5kの600cd/m²が相当高い部類に入る。
一方でEIZOやソニーの業務用モニターのスペックシートをみるとこの数値が「1000〜2000cd/m²」くらいある。お値段も数百万円である。お金で買えない価値がある。