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+ | 上位2機種に関しては新しいカメラの機能として、従来製品(Xperia Z5)に比較して2倍高速になったカメラアプリの高速起動、被写体の動きを予測しながらオートフォーカスを行なうことで動きが速い物体でもぶれることなく撮影できる予測ハイブリッドオートフォーカス機能などが搭載されている。 | ||
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+ | Xperia X Performanceがプレミアム向け(500米ドルを超える価格帯)、Xperia Xがミドルレンジ向け(300~499米ドル)、Xperia XAがメインストリーム向け(199~299米ドル)だと考えられる。現時点ではソニーモバイルは各製品の価格を明らかにしておらず、あくまで搭載SoCから予想される価格帯である。 | ||
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2020年8月25日 (火) 01:52時点における最新版
Xperia X(読み:えくすぺりあ・えっくす)とは、ソニーモバイルコミュニケーションズ株式会社が開発したスマートフォンである。
概要[編集 | ソースを編集]
従来同社のハイエンドスマートフォンは「Z」を冠した「Xperia Z」シリーズだったが、今回の製品では新しく「X」を冠した。 今後同社は「Xperia X」をハイエンド製品のブランド名として使っていく。
性能[編集 | ソースを編集]
主なスペック[編集 | ソースを編集]
機種名 | Xperia X | Xperia X Performance | Xperia XA |
---|---|---|---|
SoC | Qualcomm Snapdragon 650 (MSM8956) | Qualcomm Snapdragon 820 (MSM8996) | MediaTek Helio P10 |
CPU | Cortex A72 (2コア) + Cortex A53 (4コア) | Kyro (4コア) | Cortex A53 (8コア) |
GPU | Adreno 510 | Adreno 530 | ARM Mali-T860 MP2 |
ディスプレイ | 5型 フルHD (1080p) | 5型 フルHD (1080p) | 5型 HD (720p) |
バッテリ | 2620mAh (QC2.0対応) | 2700mAh (QC2.0対応) | 2300mAh (QC2.0対応) |
SoC[編集 | ソースを編集]
Xperia Xはbig.LITTLE構成のSnapdragon 650を採用しているのが非常に不安な点である。ソフト的な制御が多少改善されたくらいではSnapdragon 810の問題が解決するとは思えないので地雷の可能性が非常に高い。
上位機種となるXperia X PerformanceはSnapdragon 820とシンプルな構成になっているので少し期待できる。
下位機種はまさかのMediaTek Helio P10である。中華スマホで人気のMediaTekであるがHelio P10はSnapdragon 810より遥かに優秀なベンチマークであり、その使用感も概ね評判が良い。もしかするとXperia XのSnapdragon 650より実用的な動作をする可能性もある。
ディスプレイ[編集 | ソースを編集]
Xperia Z5 Premiumでは4Kディスプレイを搭載していたが、今回は最上位機種でもフルHDである。スマホで4Kはカタログスペック以外では無意味どころか、無駄にバッテリ消費が激しくゲームがガクガク動作になるだけで実運用では逆効果だと一般人まで知れ渡った効果が出てきたものと思われる。なお、「4Kが欲しい」という情弱向けに引き続きXperia Z5 Premiumが販売されるという。
カメラ[編集 | ソースを編集]
上位2機種に関しては新しいカメラの機能として、従来製品(Xperia Z5)に比較して2倍高速になったカメラアプリの高速起動、被写体の動きを予測しながらオートフォーカスを行なうことで動きが速い物体でもぶれることなく撮影できる予測ハイブリッドオートフォーカス機能などが搭載されている。
価格[編集 | ソースを編集]
Xperia X Performanceがプレミアム向け(500米ドルを超える価格帯)、Xperia Xがミドルレンジ向け(300~499米ドル)、Xperia XAがメインストリーム向け(199~299米ドル)だと考えられる。現時点ではソニーモバイルは各製品の価格を明らかにしておらず、あくまで搭載SoCから予想される価格帯である。
日本市場で販売されるのはXperia X Performanceだけという噂もある。