「Unisoc SC9832E」の版間の差分
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2021年2月3日 (水) 11:02時点における版
Unisoc SC9832Eとは、2018年頃に中国Unisoc社から発売したSoCである。
ローエンドを超えた超ローエンド。こいつはローエンドのくせにLTEモデムも内蔵しておりVoLTEにも対応しているので地味にスマホにも使える。
主に海外においてAndroid Goを搭載した定価50ドル前後の超激安スマホに搭載されている。日本でも1万円前後の「CPU詳細記述なし」な怪しいタブレットに搭載されていることがある。
主なスペック
CPU
- ARM Cortex-A53、1.4GHz、4コア
非常にシンプルな構成となっている。
GPU
- ARM Mali-T820、MP1(1コア)
APIはOpenGL ES 3.2とVulkan 1.0が使える。Vulkanを扱える最底辺クラスのGPUだと思われる。接続できるタッチパネルは「HD+ (1440x720)」までとなっている。
カメラ
- 動画:1080P
- 静止画:13MP
こいつを搭載したスマホのカタログスペックでは「720p@30fps」「8MP」くらいが定番となっている。たぶん「1080p」や「13MP」といった公称最高性能でカメラを起動し続けると熱暴走するものと思われる。
モデム
- TDD-LTE/FDD-LTE/ WCDMA/GSM Cat 4
- VoLTE、ViLTE、VoWIFI
製造プロセス
- 28nm HPC+
主な採用製品
スマートフォン
- itel A25
- Lava Z40
- Meizu C9
- Meizu C9 Pro
- Yezz Max 1 Plus
- ZTE Blade A3 (2019)
タブレット
- ALLDOCUBE iPlay 7