「ランサムウェア」の版間の差分
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2021年2月15日 (月) 01:20時点における最新版
ランサムウェア(英語:ransomware)とは、コンピューターの各種操作を出来ないようにして、「解除して欲しければ金を払え」と金銭を要求するコンピューターウイルスのことである。最近はデータを外部に持ち出し「ダークネットで売るぞ」と脅すタイプも出てきている。
概要[編集 | ソースを編集]
ランサムウェアはコンピューターを人質に身代金を要求するコンピューターウイルスの一種である。
ランサムウェアは、かつて日本でも携帯電話向けに流行したワンクリック詐欺の発展系ともいえる存在であり、ランサムウェアの主力となる感染源もパソコンよりスマートフォンが多く、そのほとんどがアダルトアプリを装ったウイルスアプリであると言われる。とくにAndroidではほぼ規制もなく無法地内なGoogle Playを「Google公式」と過信している素人が多いため感染者が後を絶たない。
感染経路[編集 | ソースを編集]
ランサムウェアは昔ながらのコンピューターウイルスに「金銭目的」という要素が加わっただけであり感染経路もまったく同じである。
日本初のランサムウェア[編集 | ソースを編集]
日本では神奈川県川崎市在住の17歳少年でなんJ民のハッカー「0chiaki」が作成および配布したものが日本初のランサムウェアであると言われている[1]。この日本初のランサムウェアはパソコンに感染するものであり、Bitcoinで身代金の支払いを要求する内容となっている。
このランサムウェアが登場するまでは英語が主流であったため、脅迫されても日本人の大多数は英語が読めず何が起きているのか理解できないというのが一般的であった。
なお、0chiakiは普段はTorを常用していたが、摘発に際してはTorを使わずにTwitterの別アカウントで「自分語り」をしていた者と、犯人しか知るはずのない事件の関連性を紐付けすることによって特定されたと言われている。[2]。