「差分PCM」の版間の差分

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差分PCMはデータ量を大きく節約できるとして[[パソコン]]の性能が低かった1990年代くらいまで音楽の分野では広く使われていた。[[ハードウェア]]が超高性能化した現在では音声データなど[[ハイレゾ]]でも微々たるものなので最初から最後まで「完全なデータ」だけで構成される形式が一般化しており差分PCMはほぼ使われていない。
[[ハードウェア]]が高性能化した現在では音声データなど[[ハイレゾ]]でも微々たるものなので、最初から最後まで「完全なデータ」だけで構成される形式が一般化しておりDPCMはほぼ使われていない。
 
  
 
一方でデータ量がバカみたいに肥大化し続けている動画の世界では現在でも差分PCMに似たデータ形式が使われている。
 
一方でデータ量がバカみたいに肥大化し続けている動画の世界では現在でも差分PCMに似たデータ形式が使われている。

2022年4月27日 (水) 05:05時点における版

差分PCM(英語:differential pulse code modulation、略称:DPCM)とは、主にPCM音源で鳴らす波形データを「前回との差分」で保持する形式のことである。なお、音だけでなく波形全般の用語である。

16バイト 1バイト 1バイト 1バイト 1バイト
完全なデータ 差分データ 差分データ 差分データ

差分PCMはデータ量を大きく節約できるとしてパソコンの性能が低かった1990年代くらいまで音楽の分野では広く使われていた。ハードウェアが超高性能化した現在では音声データなどハイレゾでも微々たるものなので最初から最後まで「完全なデータ」だけで構成される形式が一般化しており差分PCMはほぼ使われていない。

一方でデータ量がバカみたいに肥大化し続けている動画の世界では現在でも差分PCMに似たデータ形式が使われている。

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