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2022年10月22日 (土) 03:08時点における最新版
IEEE 802.11ahとは、WiFiの規格のひとつ。
公称は「Wi-Fi HaLow」となった。 外人さんの発音は「わいふぁい・へいろー」となっている。人気ゲームの「Halo」とおなじ発音。 ただ日本では「わいふぁい・はろー」と発音する人が多い。ハローワールドの「Hello」とおなじ発音。
欧米で無線免許免除帯域となっている900MHz帯を使用する。 日本では920MHz帯を使っていたパーソナル無線を順次廃止し、2022年からWiFi HaLowに再割当てされた。
電波がよく飛ぶ[編集 | ソースを編集]
WiFi HaLowが使う920MHz帯はいわゆる携帯電話のプラチナバンドに近い帯域であり、 従来の2.4GHz帯や5GHz帯で運用されているWi-Fiネットワークと比較して、 通信速度は遅いものの、 電波の飛距離が「半径1キロ」と広いという特徴がある。
- リレーアクセスポイント
「最大2ホップ」のリレーアクセスポイントも規格の一部となっている。これを利用すれば3倍程度まで飛距離を伸ばすこともできる。
通信速度は遅い[編集 | ソースを編集]
通信速度は「1チャンネル1ストームあたり0.3Mbps〜4Mbps」となっており、 最大16チャンネルかつ最大3ストリームを束ねることで最強仕様だと「6.5Mbps〜234Mbps」まで出るそうだ。ただ普及価格帯の製品は「安定して10Mbps〜20Mbps程度の速度が出る」ことに主眼が置かれると思われる。
消費電力が小さい[編集 | ソースを編集]
また、WiFi HaLowは「Bluetooth並に低消費電力」という特徴もある。 このためIoT機器に最適だとされている。
主な使用例[編集 | ソースを編集]
広大な牧場に太陽光パネルと小型バッテリーを装備したカメラを設置することで 電源もパケット通信料も気にせず24時間ライブ配信できるなどの用途が示されている。