「Docker」の版間の差分
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2024年3月7日 (木) 02:10時点における最新版
dockerとは、Linuxのコンテナ型仮想化を構築、配布、実行するためのソフトウェアです。
利点[編集 | ソースを編集]
配布しやすい[編集 | ソースを編集]
docker以前にもコンテナ型仮想化は何個か存在していました。 たとえばiPhoneのiOSにも採用されているFreeBSDの「FreeBSD Jail」などが有名です。
ただjailなどは素人には使い勝手があまりよろしくありませんでした。 jailは開発者と同じ技術レベルの運用者が必要でした。
一方でdockerは「バカでも扱えるようにした」というのが大きな変化でした。 企業によっては「開発者はハイレベルだけど、運用者はマニュアルがないと何もできない素人に毛が生えた程度」ということも少なくないので「バカでも扱える」というのは重要な要素なのです。 Windows Serverが絶滅しないのも同じような理由です。世の中にはスクリーンキャプチャ満載のマニュアルとGUIがないと何もできないバカが運用する前提のシステムは結構多いのです。
軽い[編集 | ソースを編集]
dockerは「Linuxのコンテナ型仮想化」なのでVMwareやHyper-Vなどの「ハードウェアの仮想化」よりも遥かに軽いという利点があります。
ただしmacOS版やWindows版のdockerは
- QEMUで仮想マシンを作り
- その中でLinuxを走らせて
- さらにその上でdockerを走らせる
という構造なので、この「軽い」という利点はありません。
あくまでmacOSやWindowsで「Linux版のdockerと同じ使い勝手を再現できる」というのが利点です。