コンテナ型仮想化

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コンテナ型仮想化とは、大雑把にいえば「OS仮想化」です。

vmwareHyper-Vなどではハードウェアが仮想化されますが、コンテナ型仮想化ではOSが仮想化され、「LinuxであればLinux」「FreeBSDであればFreeBSD」といった感じで「自分自身の分身のような仮想マシン」を即座に生み出すことができます。

コンテナ型仮想化はハードウェアの仮想化よりも圧倒的に軽いのが特徴です。 たとえばFreeBSD jailiOSにも採用されており、iOSでアプリを起動すると必ずjail内で実行されますが「アプリの起動が遅い」と感じることはほとんど無いと思います。そのくらい高速です。

ただし「Linux上でFreeBSDを動かしたい」といったことは基本的にできません。

主なコンテナ型仮想化[編集 | ソースを編集]

  • FreeBSD jail
    もともとはサーバーのセキュリティ向上のために開発されたものです。iOSに採用されていることでも有名です。iOSのアプリはすべてjailの中で起動されます。
  • docker
    Linuxのコンテナ型仮想化