「カプセル化(通信)」の版間の差分

imported>Administrator
編集の要約なし
編集の要約なし
 
(2人の利用者による、間の3版が非表示)
2行目: 2行目:


== 主な例 ==
== 主な例 ==
たとえばイーサネット(LAN)が普及する以前には似たような通信規格が乱立していた。それらの敗北した規格のパケットをTCP/IPに変換してイーサネットに流し、出口でもとに戻せばいいじゃん、という代物である。純粋なTCP/IPでの実装に比べると無駄な変換コストが発生するので性能面では不利であるが、フルスクラッチで作り直すよりは開発コストは下がるだろという発想である。医療で使われるDICOMなどが有名である。
たとえば[[イーサネット]]([[LAN]])が普及する以前には似たような通信規格が乱立していた。それらの敗北した規格の[[パケット]]を[[TCP/IP]]に変換して[[イーサネット]]に流し、出口でもとに戻せばいいじゃん、という代物である。純粋なTCP/IPでの実装に比べると無駄な変換コストが発生するので性能面では不利であるが、[[フルスクラッチ]]で作り直すよりは開発コストは下がるだろという発想である。医療で使われる[[DICOM]]などが有名である。


=== iSCSI ===
=== iSCSI ===
また、イーサネットの野良で鍛えられた耐久性に着目してSCSIを流す「iSCSI」という規格もある。
また、[[イーサネット]]の野良で鍛えられた耐久性に着目して[[SCSI]]を流す「[[iSCSI]]」という規格もある。
かつてSCSIで主流だったファイバーチャネルなどは耐久性が低いという問題点を抱えていた。
一方、イーサネットはロードバランサーだスタッカブルスイッチだと可用性を上げる機器が切磋琢磨しており耐久性という面では他を圧倒していた。「業務用」で最優先されるのは「可用性」である。可用性を犠牲にして速度を求めるのはゲーミングPCくらいである。


ならばイーサネットにSCSIのコマンドを投げればいいじゃん、となったのがiSCSIである。
かつてSCSIで主流だった[[ファイバーチャネル]]などは耐久性が低いという問題点を抱えていた。
 
一方、[[イーサネット]]は[[ロードバランサー]]だ[[スタッカブルスイッチ]]だと[[可用性]]を上げる機器が切磋琢磨しており耐久性という面では他を圧倒していた。これらの製品は大量販売されるため[[バグ]]も次々発見されては潰される野良の強さを持っていた。「業務用」で最優先されるのは「[[可用性]]」である。可用性を犠牲にして速度を求めるのは[[ゲーミングPC]]くらいである。
 
ならば[[イーサネット]]に[[SCSI]]のコマンドを投げればいいじゃん、となったのが[[iSCSI]]である。


=== HDMIエクステンダー ===
=== HDMIエクステンダー ===
また、HDMIのように最新の規格ではあるが、ケーブルを長く引き回せない場合も、遅延は目をつぶって伝送距離の長いイーサネットにカプセル化して流すなどという製品も出ている。
また、[[HDMI]]のように最新の規格ではあるが、HDMIケーブルは長く引き回せない。そこで遅延には目をつぶって伝送距離の長い[[イーサネット]]にカプセル化して流すなどという製品も出ている。


== 関連項目 ==
== 関連項目 ==
18行目: 20行目:
** [[カプセル化(プログラミング)]]
** [[カプセル化(プログラミング)]]
** [[カプセル化(通信)]]
** [[カプセル化(通信)]]
[[category: ネットワーク]]