差分

ナビゲーションに移動 検索に移動

DARPAモデル

1,709 バイト追加, 2015年4月14日 (火) 13:59
ページの作成:「'''DARPAモデル'''とは、インターネットの持つべき通信機能を階層構造に分割したモデルである。 アプリケーション層、トラ...」
'''DARPAモデル'''とは、[[インターネット]]の持つべき通信機能を階層構造に分割したモデルである。
アプリケーション層、トランスポート層、インターネット層、リンク層の4層で構成される。

==概要==
DARPAモデルという呼称は、[[インターネット]]の研究開発を行っていたDARPAに由来する。元々は確固たる仕様や定義はなく、[[TCP/IP]]や[[UDP/IP]]などの基本仕様の基礎、[[インターネット]]の[[暗黙の了解]]として、[[仕様書]]もない状態で暗黙的に定着していたが、さすがにヤバいということで後にRFC 1122としてまとめられている。現在ではさらに踏み込んでRFC 3439なども出ている。

==階層==
階層構造が薄いのが特徴である。
RFC 3439には「DARPAモデルは薄さを追求した。どっかの7層構造とかマジクソだね」と書かれている。

===リンク層===
ハードウェアやその仕様などが該当する。IPより下層はすべてリンク層である。たとえば携帯電話であれば3GモデムやLTEモデムといったハードウェアからパケット通信というプロトコル(ソフトウェア)までが該当する。

===インターネット層===
IP(IPv4およびIPv6)、およびICMPなどのIPを使った低レベルなプロトコルが該当する。

===トランスポート層===
IPの上に実装されたTCP/IPやUDP/IPが該当する。

===アプリケーション層===
TCP/IPやUDP/IPの上に実装されたもの全てが該当する。

==関連項目==
*[[OSI基本参照モデル]]

==参考文献==
{{reflist}}

{{stub}}
匿名利用者

案内メニュー