「FreeCAD」の版間の差分
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2017年1月7日 (土) 13:08時点における版
FreeCADとは、オープンソースの下で開発されている3D CAD、3Dモデラーである。 永遠のβ版である。
概要
FreeCADは3Dで絵を描くソフトウェア、いわゆる3Dモデラーである。
3Dモデラーは大きく分けて、BlenderやMaya、3ds Max、Cinema 4Dなどのゲームやアート作品向けのお絵描きソフトと、CATIAやSolidWorks、Inventor、Solid Edgeなどの工業向け3D CADに分けられるが、FreeCADはどちらかというと後者の3D CADある。最近流行りの3Dプリンタとの相性が抜群なタイプである。また、ゲームでも3Dの物理演算を多用するものでは3D CADで3Dモデルを作っておいた方が楽なことも多い。なお、UIはCATIAのパクリインスパイヤである。
3D CADの世界は年間サブスクリプション10万円があたり前な世界である。 かつてGoogleが激安販売して話題になったSketchUpですら3Dプリンタで標準的なFBXファイルやSTLファイルを扱えるPro版は年間11800円(税別)である。 そのような世界でFreeCADな希少はオープンソースのフリーソフトであり、毎年10万円を払える人を除けば、個人で3Dプリンタを導入する場合はFreeCADは必須アイテムと言える。ArduinoやRaspberry Pi向けのシールドやケースを作るのにも活躍する。
FreeCADはWindowsのみならずMacやLinuxで動作するというのも大きい。Raspberry Pi系を扱う人は相性の都合からUNIX系OSをクライアントとしていることが多いので、MacやLinuxで動作するというのは前述のようにシールドやケースを設計する用途では特に重要になる。