「Microsoft Excel」の版間の差分
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2015年7月2日 (木) 15:16時点における最新版
Microsoft Excelとは、表計算ソフトの一種である。
概要[編集 | ソースを編集]
Excelはキーボードでの操作を前提としたMultiplanをマウスで操作できるようにしたものである。
元々はMultiplanをマウスが売りのMacに移植したものである。 このためExcelではMultiplanに後付けでマウス操作をつけるのではなく、根本からマウス大前提のインターフェースを採用していた。
ExcelはMacのみならずMS-DOSでも発売された。このMS-DOS版のExcelを開発するために作られたフレームワークは、後にWindowsとして単品販売された。
ExcelはMultiplanから数えるとWindowsどころかMS-DOSよりも歴史のあるソフトウェアである。
普及まで[編集 | ソースを編集]
Excelが登場した時代の表計算ソフトの分野では Lotus 1-2-3が圧倒的シェアを誇っていた。
しかしLotus 1-2-3はGUI対応が大幅に遅れていた。Lotus 1-2-3もExcelを駆逐すべくWindowsやMacで動くバージョンを発売したが、画面だけ見ればGUIっぽいが、ほぼキーボード操作しか出来ないという状態が永らく続いた。
1990年代前半にはPC-9821シリーズやPC/AT互換機などのパソコンが一部のマニアや企業のみならず、一般人にも受け入れられ始めた。これらのパソコンでは、一太郎とLotus 1-2-3を同梱したハイエンドモデル、WordとExcelを同梱したミドルレンジモデル、Microsoft Worksを同梱したローエンドモデルが用意されているのが一般的で、価格的には下にいくほど1万円程度安いという感じであった。ただこの価格差はあまり問題にはならなかった。
それよりも決定的な差とまったのは動作速度であった。当時のWordやExcelはメモリを8MBしか搭載していないパソコンでも数秒で起動しサクサク動いたのに対して、Lotus 1-2-3と抱き合わせ販売された一太郎が致命的に重かった。一太郎6や一太郎7はワープロ枠を越えDTPの世界に踏み出したバージョンであったが、まともに動かすには32MBものメモリを必要とした。メモリ16MBのPC-9821V100では起動するだけで10分近くかかった。まだメモリ8MBのパソコンが売られており、ミドルレンジでもメモリ16MBという時代にである。個人的にもQEMMなどのメモリ圧縮ソフトなどを駆使してみたものの10分が7分程度に縮まる程度であり絶望した。
そうこうしているうちに徐々にExcelにシェアを奪われた。
名言[編集 | ソースを編集]
これはExcelとHaskellの基礎となったプログラムを作ったプログラマー(設計は別人なのでコーダーと言った方がよい)のジョエル・スポルスキさんのありがたい御言葉である。
私の知るSchemeとHaskellとCのポインタが使える人はみな、Javaを使い始めて2日で経験5年のJavaプログラマよりいいコードを書くようになる。しかしそのことが平均的な頭の鈍い人事部の連中には理解できないのだ。
主な用途[編集 | ソースを編集]
- CSVファイルの編集を行う
- とりあえずグラフを描き、データの様子をみてみる
- とりあえず階差数列を作って、法則が見えないか考えてみる
- コミケで目標とするスペースの一覧を作ってソートする
- バーをスライドするとメーターが伸びちじみするなどの作品を作る
- 乱数で迷路を自動生成する
- データを入力すると自動的にランキング化してくれるシステムを構築する
- マクロ(VBA)でゲームを作る(DXライブラリも使える!)