「ハイパースレッディング・テクノロジー」の版間の差分
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2024年3月5日 (火) 01:43時点における最新版
ハイパースレッディング・テクノロジー(Hyper Threading Technology、HTT)とは、2000年11月にインテルが発売したPentium 4の目玉機能であり、1個のCPUコアが複数のCPUコアに見える技術です。
商標および宗教上の理由によりインテル以外のパクリ製品は「同時マルチスレッディング」「Simultaneous Multi Threading」「SMT」などと呼んでいます。意味は同じです。
大雑把にいえば、ハイパースレッディングは依存関係のない命令を同時実行する「スーパースカラ」の発展型であり、依存関係がなく同時実行が可能かをCPU内部だけで判断するのは限界があるので、プログラマーがプログラムをマルチスレッド化することで「プログラムのスレッドが違う=OSのコア割りてが違う=依存関係がない=同時実行が可能」とCPUに明示できるというものです。
スーパースカラがポンコツだったPentium 4では絶大な効果を発揮しました。ただCPUが発展すると共に効果が薄れているのが実情です。最近では「無効化した方が速い」なんていう人もいます。