「Fire OS」の版間の差分
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同社のFireタブレットやFire TVなどに搭載されている。2018年頃からサードパーティにも提供されており、日本では未発売の東芝やJVCケンウッドのテレビなどにも搭載されている。 | 同社のFireタブレットやFire TVなどに搭載されている。2018年頃からサードパーティにも提供されており、日本では未発売の東芝やJVCケンウッドのテレビなどにも搭載されている。 | ||
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2021年10月15日 (金) 06:01時点における最新版
Fire OS(読み:ふぁいあーおーえす)とは、Amazonが開発しているAndroidから派生したOSである。
同社のFireタブレットやFire TVなどに搭載されている。2018年頃からサードパーティにも提供されており、日本では未発売の東芝やJVCケンウッドのテレビなどにも搭載されている。
32ビットへのこだわり[編集 | ソースを編集]
FireOSは頑なに「32ビット」を貫いている。 Fire HD 10 2021年モデル(第11世代)からハードウェア的には64ビットにも対応したようだが、無理やり64ビットアプリをインストールしても正常に動かないようだ。残念。
主なバージョン[編集 | ソースを編集]
AndroidだけでなくFire OSでも動くアプリを作る上で重要になる。2021年時点ではAPIレベルは22が現実的な選択肢だと思われる。
バージョン | ベース
Android |
API
レベル |
備考 |
---|---|---|---|
Fire OS 7 | Android 9 | 28 | |
Fire OS 6 | Android 7.1 | 25 | |
Fire OS 5 | Android 5.1 | 22 | 2019年まで販売。かなりの数が現役。 |
APIの違い[編集 | ソースを編集]
AndroidもFire OSも基本的なAPIは同一である。ただしGoogleのサービスに依存するAPIは代替APIが用意されている。
Google Android | Amazon Fire OS | 備考 |
---|---|---|
Google Maps API | Amazon Maps API | 両者のAPIはほぼ同じ。 |
Firebase Cloud Messaging | Amazon Device Messaging | |
Google Playアプリ内課金 | Amazonアプリ内課金(IAP)API | |
Cast SDK | Fling SDK | |
Google Mobile Ads SDK | Amazonモバイル広告ネットワーク
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Google Play Developer API | Developer Publishing API |