「Virtual App Delivery」の版間の差分
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2024年6月6日 (木) 02:41時点における最新版
Virtual App Delivery (VAD)とは、米国Cameyo社が開発したクラウドサービス上の仮想環境でWindowsアプリを動かし、そのアプリの内容だけをくり抜いてクライアントに配信するシステムです。
VADのサーバーにアプリをインストールすると、そのサーバー上のアプリに接続するビューアがプログレッシブウェブアプリ(JavaScriptやWebAssemblyで作られたアプリ)として生成されるという仕組みのようです。プログレッシブウェブアプリが動くOSならばどこでも利用できるようです。
Microsoftが推進していたWindows 365 FrontlineなどのVDIやDaaSなどのWindowsの仮想デスクトップを丸ごと配信する従来のシステムと比べて、VADではアプリ部分だけをくり抜いて配信するため必要最小限の通信で済み非常に快適だそうです。
また、まるでクラアント側のOSのアプリのように動くので操作性も良いそうです。
2024年6月6日(日本時間)にCameyoはGoogleに買収されました。今後はGoogle Cloudの一部になり、Chromebookの法人やGIGAスクール構想向けの目玉機能として提供されるそうです。