「IPoE」の版間の差分
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== IPv6 で IPv4 に接続する場合 == | == IPv6 で IPv4 に接続する場合 == |
2024年5月13日 (月) 01:46時点における版
IPoE (語源:Internet Protocol over Ethernet)とは、自宅(会社)からプロバイダーまでの通信網が「WAN」ではなく「LAN」として扱われ、プロバイダー側にあるルーターを利用してインターネットに接続する方式である。
IPv6の主要な接続方式のひとつとして一躍有名になった。ひそかにIPv4でもドコモの携帯電話などで古くから使われていた。ドコモ以外にもUSENや電力会社などの「電話会社以外のインターネット接続サービス」ではIPv4の頃から結構使われていた。
このIPoE方式では前述のようにLAN」として扱われるため自宅側にルーターは必要ない。光回線契約時に提供された機器の有線LAN端子にLANケーブルを繋ぐだけで利用できる。
それでも高価なルーターが売られているのはは「IPv6専用回線でIPv4もサポートするため」と「無線LANを利用するため」だ。「IPv4のIPoEで有線LANしか使わない」場合はマジでスイッチングハブだけしか必要ない。なお「IPv4のIPoE」は絶滅危惧種である。
詳細はRFC894[1]にまとめられている。
ルーターのプロバイダー設定
プロパイダーまでの経路が「巨大なLAN」として扱われ、かつDHCPでIPを割り振る方式になっていることがほとんどです。このためIPoEを利用する場合は「ルーターの設定は不要、WAN端子にケーブルを繋ぐだけ」で利用できることがほとんどです。
なお、IPoE かつ 固定IP の場合はこの限りではありません。
IPv6 で IPv4 に接続する場合
IPv6の利用者がIPv4のホストに接続する場合は「プロパイダーに設置されている複数の契約者で共有するIPv4のルーター」を利用することになります。複数人で1つのIPv4を共有する方式のためポート開放はほぼ不可能です。