「シンクライアント」の版間の差分
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2015年6月9日 (火) 02:21時点における最新版
シンクライアント(英語:thin client)とは、利用者の使うパソコンやタブレットなどの端末のスペックを必要最小限にして、実際の処理のほとんどサーバー側に集中させたシステムの総称である。
概要[編集 | ソースを編集]
遥か昔、シンクライアントという利用形態はコンピューターが壁一面の巨大な建造物だった時代には当たり前の風景だった。シンクライアントとは何か、それはPDP-10やSystem/360などのメインフレームと、そこで使われていたテレタイプ端末をリネームしたものである。いわゆるリネーム商法である。
主な形態[編集 | ソースを編集]
単一サーバー[編集 | ソースを編集]
1台の巨大なサーバーにマルチユーザーで使えるOSをぶち込んで皆で共有する方式である。
ブレードサーバー[編集 | ソースを編集]
あらかじめクライアント数に相当する小型のPC(一般的にブレードサーバー)を用意しておく方式である。Windowsのようにシングルユーザー向けとマルチユーザー向けの両方が存在するOSでは、その上で動くアプリケーションが圧倒的大多数を占めるシングルユーザー向けに最適化されており、マルチユーザー環境下では何かと制限があったりと不便であったために考えられた方式である。
VDI方式[編集 | ソースを編集]
VDI方式は単一サーバー方式にVMwareやHyper-Vあたりをぶち込んで、その上で動く仮想マシンでブレードサーバー方式もどきを実現する方法である。 ハードウェアを増強したりしやすいという特徴がある。 VMwareなどにコストがかかるが、ベンダーロックインとなる部分が比較的少ないため中長期的にはコストを抑えることができる。