M.2
M.2(読み:えむつー)とは、大雑把にいえばPCI Expressの端子形状をノートパソコンなどでも利用できるよう超小型化した規格である。
概要
M.2はもともとmSATAの後続として発表されたもので、大雑把にいえばSATAの端子とPCI Express x4の端子をひとつにまとめ端子を小型化したものである。
M.2はぶっちゃけただのPCI Expressの小型版であり、M.2対応製品にはSSDやWiFi、Bluetooth、GPS、NFCなど様々なものが存在している。
理論上はグラフィックボードも搭載できる。 ただM.2は面積が非常に限られている関係で非現実的である。 このためほとんどのノートパソコンではグラフィックボードには「MXM」が使わている。 なお、AliExpressなどでは「M.2を強引に筐体外部に引き出し、通常のPCI Express端子にする製品」が売られている。
最近のノートパソコンのCTOでは、内部的にM.2接続のパーツを交換しているだけというものが多く、これらの製品であれば分解が大変だがノートパソコンなのにアップグレードも可能である。最近の自作PC向けのマザーボードにも搭載されていることが多い。