M.2

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M.2(読み:えむつー)とは、大雑把にいえばPCI Expressの端子形状をノートパソコンなどでも利用できるよう超小型化した規格である。

概要[編集 | ソースを編集]

M.2はもともとmSATAの後続として発表されたもので、大雑把にいえばSATAの端子とPCI Express x4の端子をひとつにまとめ端子を小型化したものである。

M.2はぶっちゃけただのPCI Expressの小型版であり、M.2対応製品にはSSDWiFiBluetoothGPSNFCなど様々なものが存在している。

理論上はグラフィックボードも搭載できる。 ただM.2は面積が非常に限られている関係で非現実的である。 このためほとんどのノートパソコンではグラフィックボードには「MXM」が使わている。 なお、AliExpressなどでは「M.2を強引に筐体外部に引き出し、通常のPCI Express端子にする製品」が売られている。

最近のノートパソコンCTOでは、内部的にM.2接続のパーツを交換しているだけというものが多く、これらの製品であれば分解が大変だがノートパソコンなのにアップグレードも可能である。最近の自作PC向けのマザーボードにも搭載されていることが多い。

主な規格[編集 | ソースを編集]

M.2にはさまざまな「サイズの規格」が存在する。

長さ\幅 12mm 16mm 22mm 30mm
16mm
26mm
30mm
38mm
42mm
60mm
80mm
110mm

こんなに規格があるが実際に使われているのはごく一部である。

幅は22mmが主流である。初期のWiFiカードは16mm幅が多かったが、現在では22mm幅の製品ばかりになった。

長さも30mm、42mm、60mm、80mmの4種類くらいしか使われていない。

関連項目[編集 | ソースを編集]