確率機
確率機(かくりつき)とは、あらかじめ設定された投入金額に到達すると景品が得られやすくなるアーケードゲーム機のことである。
世間一般では「確率機」と呼ばれるが、ほとんどの機種は確率の要素はほぼなく、どちらかというと「累積機」「類型機」である。つまり貯金箱である。
ごく僅かながら本当に確率設定となっている機種もある。最近は液晶でポチポチ設定できる。古い確率機だとボリュームつまみで100段階設定となっていたりするうえに、明確な機械割の記載がなく(多分新品で買えばマニュアルに書いてあったのかも)、運用側も確率がよくわからない機種も多かった。
目次
クレーンゲーム
NEWUFOおよびUFO21までは確率機ではなかった。 それ以降の機種はすべて確率機である。
基本的に三本爪は完全なる確率機である。二本爪は確率機ではあるが若干優しい仕様のものが多い。
ほとんどの機種は設定金額に到達するまではアームのパワーは最低、設定金額に到達した時点でアームが非常に強くなる。ちなみにガチャゲッツ30のように「しっかり掴む確率」を設定できるちゃんとした確率機もある。
しかもアームが強いのは1回限りで、そのゲームで景品が獲れなかった場合はリセットされるものが多い。 大型機はだいたいこれだ。
設定金額に到達後は景品が取れるまで常にアームが強い状態となる機種もある。 このタイプは景品取出口に景品の通過を検知する近接センサーが搭載されおり、何かの通過を検知するとリセットされる。つまりゲーム機内の装飾品のボールやビーズなどが獲れてしまった場合もリセットされる。
最近の機種は射幸心を煽る目的で、掴んで持ち上げ「おおぉ」と思わせてから、意図的に落とし「ああぁ」とさせる機種が多い。客はガンガンつぎ込む。
ルーレット
もともとはルーレット型のプライズゲーム機で採用されていた方式である。 設定金額に到達するまで絶対に当たらず、設定金額に到達後は当選するまで高確率状態となる。
穴に棒を挿すやつ
穴に棒を挿すタイプのプライズゲーム機も確率機である。 設定金額に到達するまでは「すべり」が発生して絶対に刺さらないようになっている。
自動販売機
「あたりが出ればもう一本」というジュースの自動販売機こそ確率機の元祖だといわれている。 昭和の時代の自販機はどれも確率の概念などなく天井方式であった。
攻略法
ハイエナ
設定金額は頻繁に変えるものではない。 また、設定金額にランダム性がある機種もほぼない。 このため一日中監視していれば設定金額がわかる。
設定金額
設定金額の上限はほとんどの機種が「100万円」である。
ちなみに設定金額を上げすぎると逮捕される。
古い確率機は電源を切ると投入金額はゼロに戻る。 最近の確率機は電源を切っても投入金額はリセットされない。 ただし家庭用ゲーム機などの高額景品が入っている確率機は毎日店長がリセットしてるぞ。
ラウンド1はだいたい全機種3000円くらいになってる。 ナムコは計測不能なくらい酷い。