RDX
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RDX(読み:あーるでぃーえっくす、語源:Removable Disk Exchange System)とは、米国コロラド州ボルダーにあるProStor Systems Inc.(現:タンベルグデータ)が開発したリムーバブルディスクである。
中身は汎用的な2.5インチのHDDまたはSSDである。家庭用のiVDRに非常によく似たコンセプトであり、サーバーのバックアップ用途にもってきたもののようだ。
DDSやDATなどの代替を目的としているとされ中小規模の案件に最適だとされている。
USB接続で1ドライブ仕様のものと、iSCSI接続で複数ドライブを備えたラックマントの製品がある。
ドライブはLTOよりRDXの方が圧倒的に安い。LTOだと1ドライブ製品でも50万円くらいしているが、RDXの1ドライブ製品は3万円くらいで売られている。
一方、カートリッジのギガバイト単価はRDXよりLTOの方が安い。LTOは1TB1万円という感じだが、RDXは1TB3万円くらいとなっている。ここは磁気テープとハードディスクの差だな。
総合的にみるとバックアップ対象が32テラバイトくらいまでならLTOよりRDXの方がコスパに優れていると思われる(2019年4月時点)。