CPUクラスターとは、ARMで採用されている複数のCPUコアをまとめた制御単位である。
ARMでは「省電力で稼働する」「フルパワーで稼働する」などの制御は、コア単位ではなく、CPUクラスター単位で制御を行うことになる。
1つのCPUクラスターは2コアから8コア程度で構成される。
スマホなどのカタログスペックには「8コアCPU搭載!」と書かれていても「高性能4コア+省電力4コア」という構成の場合は「最大4コアしか動かない」という制御の製品も多々存在する。それどころか「高性能2コア+高性能2コア+省電力2コア+省電力2コア」というクラスタ構成で最大2コアしか動かない製品もあるぞ。