DisplayPort
2023年11月1日 (水) 08:51時点におけるAdministrator (トーク | 投稿記録)による版
DisplayPort(読み:でぃすぷれいぽーと)とは、VESAが策定したパソコンとディスプレイを繋ぐための規格である。
概要
DVI-Dを主としていたパソコン業界が、HDMIを推してきた家電業界に対抗して策定したものである。
HDMIは「地デジ」「フルHD」を武器にテレビやレコーダー、家庭用ゲーム機などで勢いよく普及していた。
一方、そのころパソコン業界は「フルHDならDVI-Dでいいじゃん」という風潮であった。このためDisplayPortはフルHDより上の解像度が必要な場合のみ、たとえばEIZOの変則的な解像度の業務用ディスプレイや、WQHD(2560x1440)のディスプレイを推していたMac(2011年以降のモデル)くらいにしか採用されていなかった。
その後、フルHDの時代が終わり、2018年くらいからWindows PCでもWQHDや4Kの普及しはじめたことでやっとDisplayPortも普及しはじめた。
USB 4.0
2019年、DisplayPortは「USB 4.0」に吸収合併されることが決まった。今後はUSB TYPE-Cが正式なコネクタ形状となる。