SDRAM
2024年2月26日 (月) 06:31時点におけるAdministrator (トーク | 投稿記録)による版
SDRAM(えすでぃーらむ、Synchronous DRAM)とは、システムバスに同期して動作するDRAMのことです。
従来のDRAMはシステムバスとは別に動いている関係で、CPU側からXY座標を渡して、DRAMの気分のいいときにデータが返ってくるという非常に面倒な構造でした。
- アドレス線にrowアドレスを設定する
- RASにrowアドレスを設定したことを通知する
- アドレス線にcolアドレスを設定する
- CASにcolアドレスを設定したことを通知する
- 一定時間後にDRAMからCPUにデータが飛んでくる
一方、SDRAMではシステムバスと同期しているので「アドレスを設定するだけ」で「即座に」データを取得できます。
NEC製のSDRAMが家庭用ゲーム機のセガサターンに採用されて話題になりました。 セガの中の人によると当時のSDRAMの価格が高すぎたのがセガサターンの敗因のひとつだと語っています。