SDRAM

提供:MonoBook

SDRAM(えすでぃーらむ、Synchronous DRAM)とは、システムバスに同期して動作するDRAMのことです。

従来のDRAMはシステムバスとは別に動いている関係で、CPU側からXY座標を渡して、DRAMの気分のいいときにデータが返ってくるという非常に面倒な構造でした。昨今のプログラミング言語で流行りの「非同期処理(async/await)」みたいなものを電子回路で実装することを想像してください。頭がおかしくなりますね。

  1. アドレス線にrowアドレスを設定する
  2. RASにrowアドレスを設定したことを通知する
  3. アドレス線にcolアドレスを設定する
  4. CASにcolアドレスを設定したことを通知する
  5. 一定時間後にDRAMからCPUにデータが飛んでくる

一方、SDRAMではシステムバスと同期しているので「アドレスを設定するだけ」で「即座に」データを取得できます。

NEC製のSDRAMが家庭用ゲーム機セガサターンに採用されて話題になりました。

なお、セガ中の人によると、当時のSDRAMの価格が高すぎたせいでセガサターン(44,800円)がプレイステーション(39,800円)より高価になってしまったのが敗因のひとつだと語っています。