SDRAM
SDRAM(えすでぃーらむ、Synchronous DRAM)とは、システムバスに同期して動作するDRAMのことです。
従来のDRAMはシステムバスとは別に動いている関係で、CPU側からXY座標を渡して、DRAMの気分のいいときにデータが返ってくるという非常に面倒な構造でした。昨今のプログラミング言語で流行りの「非同期処理(async/await)」みたいなものを電子回路で実装することを想像してください。頭がおかしくなりますね。
- アドレス線にrowアドレスを設定する
- RASにrowアドレスを設定したことを通知する
- アドレス線にcolアドレスを設定する
- CASにcolアドレスを設定したことを通知する
- 一定時間後にDRAMからCPUにデータが飛んでくる
一方、SDRAMではシステムバスと同期しているので「アドレスを設定するだけ」で「即座に」データを取得できます。
NEC製のSDRAMが家庭用ゲーム機のセガサターンに採用されて話題になりました。
なお、セガの中の人によると、当時のSDRAMの価格が高すぎたせいでセガサターン(44,800円)がプレイステーション(39,800円)より高価になってしまったのが敗因のひとつだと語っています。