Sun 3/60
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Sun 3/60とは、1988年くらいにサン・マイクロシステムズから発売したワークステーションである。
コードネームは「フェラーリ」であり、9450ドル(当時の為替相場で約340万円)という名前に負けない非常に高価な代物であった。
通称「ピザボックス」と呼ばれ非常に人気があった。
スペック
- CPU: Motorola 68020, 20MHz
- FPU: Motorola 68881, 20MHz
- メモリ: 16MB (最大24MB)
- GPU
- フレームバッファー: 1MB
- 解像度: 1152 x 900
- 色深度: カラー8ビット、モノクロ1ビット、オーバーレイ1ビット
- その他
- オンボードSCSI
- オンボード10Mイーサネット
- Sun Type 3 キーボード、Sun Type 3 マウス
マザーボードには大量のSIMMスロットがあり、1MBのメモリが大量に刺さっている。
その他
日本でのSun 3シリーズはCTC(伊藤忠商事)により販売されていた。 このためCTCとお付き合いのあるシステム会社は、いわゆる社畜PCとして答無用で導入していた(させられていた)。いわゆるお付き合いである。個人的に知る範囲ではメルコ(バッファロー)は事務から営業までSun 3で驚いた。
なお、それを配給されたプログラマーたちの評判は非常に良かった。当時のパソコンと比べると圧倒的に高性能であったためだと思われる。