PC-8801シリーズ
PC-8801シリーズとは、日本電気(NEC)が1981年から販売したパソコンです。1980年代の日本において「パソコン御三家」の一角を担い、ホビーユースからビジネス用途まで幅広く普及した。
概要[編集 | ソースを編集]
初代PC-8801は1981年9月22日にPC-6001と同時に発表され、同年12月に発売された。PC-8001の上位互換機種として開発され、縦400ライン表示可能な高解像度グラフィックや拡張されたメモリを備え、ビジネス用途もターゲットとした最上位機種であった。
1980年代中盤以降になるとビジネス用途はPC-9801に譲り、PC-8801mkIISR以降はホビーマシンとしての地位を確立しました。とくに電子工作の母艦としての用途(現在でいうラズベリーパイ)での利用が盛んで様々な拡張ボードが作られていました。
また、1987年に同社から発売するPCエンジンと周辺機器を共用できたりもしました。
主な特徴[編集 | ソースを編集]
NECの8ビットパソコンであり、PC-8001の資産を活用できる上位互換性を持つ。
初代機は640×200ドット8色表示、64KBメインメモリを搭載し、N-BASICおよびN88-BASICを内蔵。
フロッピーディスクドライブ(FDD)は日本向け「インテリジェントタイプ」と海外向けDMA制御タイプが存在し、FDD制御用CPUをドライブ側に搭載するなど独自の設計が特徴。
PC-8801mkIISR以降はグラフィック・サウンド機能が大幅に強化され、N-88BASIC V2を搭載。640×200ドット/512色中8色のアナログRGB表示やALUによるグラフィック処理高速化、FM音源などが追加された。
主な機種[編集 | ソースを編集]
PC-8801シリーズは初代から最終機種まで14モデルが発売された。
- PC-8801(1981年) - 初代機
- PC-8801mkII
- PC-8801mkIISR - グラフィック・サウンド強化機(1985年)
- PC-8801mkIITR、mkIIFR、mkIIMR
- PC-8801FH、MH、FA、MA、FE
- PC-8801MA2、FE2
- PC-8801MC - CD-ROM搭載の最終機種(1989年)