SuperSU
概要
Androidをroot化すると管理者権限が利用可能になる。つまりLinuxのsuコマンドが使えるようになる。
ただし、これでは誰もが管理者権限になれて危ない。そこで登場するのがアプリ単位で一般ユーザー権限から管理者権限に昇格したり降格したりするアプリ「SuperSU」である。
SuperSUを例えるなら、Windowsのユーザーアカウント制御(通称UAC)や、Linuxのsudoコマンドのような機能をAndroidに付与するアプリであり、アプリが管理者権限を要求してきたら確認ダイアログを出して許可不許可を選べるようになる。
また、SuperSUには管理者権限を一時的に無効化して、まるでroot化されていないAndroidのように見せかける機能もある。これはパズドラなどの一部のアプリではroot化を検出すると強制終了するというセキュリティが施されており、これらを正常に起動できるようにするための機能である。管理者権限が必要な状況は非常に限られており、常時許可しておくようなものではないので、通常は無効化しておいても問題にならない。
インストール
root化ずみのROMを利用するROM焼きの場合は最初からSuperSUが入っていることが多い。
SuperSUを別途インストールする場合はGoogle Playからインストールするのが簡単である。[1]
また、Google Playを利用できないオープンソース版のAndroid向けにSuperSU公式ウェブサイトからもapkファイルをダウンロードできる。[2]