ゼロレイティング
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ゼロレイティング(英語:zero rating)とは、従量課金を採用しているインターネットサービスプロバイダー(以下プロバイダ)において、特定のサービスの利用が従量課金の対象外になることをいう。
概要[編集 | ソースを編集]
日本で従量課金制の[プロバイダ]といえば格安SIMに代表されるMNOやMVNOであり、それらが他社との差別化のためにゼロレイティングを行っていることが多い。 日本では「FREETEL SIM for iPhone」によるAppStoreからのアプリのダウンロードがパケット通信量がかからないというサービスが先陣であるといわれている。 また、LINEがLINE、Facebook、Twitterをパケット通信量に加算しないというサービスを発表している。
問題[編集 | ソースを編集]
T-MobileがHuluとNetflixを無料化した際に、類似サービスの発展を阻害し、インターネットの中立性を阻害するとして問題になった。 利用者はゼロレイティングにより無料化されたサービスばかり使うようになり、無料とされないサービスを提供する側がジリ貧になってしまう、そして言論の自由まで失われてしまうというと懸念されている。この問題はまだ議論されている真っ最中であり、結論は出ておらず、今後の法規制の行方も含めて見守る必要がある。