「オンライントランザクション処理」の版間の差分

提供: MonoBook
ナビゲーションに移動 検索に移動
1行目: 1行目:
 
'''オンライントランザクション処理'''(英語:Online Transaction Processing, 略称:OLTP)とは、いわゆる「[[MySQL]]や[[PostgreSQL]]などの[[データベース]]の[[トランザクション]]」のことである。
 
'''オンライントランザクション処理'''(英語:Online Transaction Processing, 略称:OLTP)とは、いわゆる「[[MySQL]]や[[PostgreSQL]]などの[[データベース]]の[[トランザクション]]」のことである。
  
よくある「BEGIN」「COMMIT」「ROLLBACK」に対応するシステムのことである。[[結果にコミット]]できるやつ。
+
よくある「BEGIN」「COMMIT」「ROLLBACK」に対応するシステムのことである。
 +
[[MySQL]]や[[PostgreSQL]]などの[[データベース]]に限らず、独自仕様であってもこの3つをサポートしていればOLTPである。[[結果にコミット]]するのが重要。
  
 
名称に含まれる「オンライン」とは「ネットワーク越し」という意味ではなく「リアルタイムで処理して結果を返す」という意味である。古い[[メインフレーム]]で動くデータベースでは、トランザクション処理を依頼すると、まず受付伝票だけが返ってきて、後ほど結果が届くという「オフライン」のトランザクション処理があったため、このように呼ばれる。
 
名称に含まれる「オンライン」とは「ネットワーク越し」という意味ではなく「リアルタイムで処理して結果を返す」という意味である。古い[[メインフレーム]]で動くデータベースでは、トランザクション処理を依頼すると、まず受付伝票だけが返ってきて、後ほど結果が届くという「オフライン」のトランザクション処理があったため、このように呼ばれる。

2020年11月19日 (木) 02:09時点における版

オンライントランザクション処理(英語:Online Transaction Processing, 略称:OLTP)とは、いわゆる「MySQLPostgreSQLなどのデータベーストランザクション」のことである。

よくある「BEGIN」「COMMIT」「ROLLBACK」に対応するシステムのことである。 MySQLPostgreSQLなどのデータベースに限らず、独自仕様であってもこの3つをサポートしていればOLTPである。結果にコミットするのが重要。

名称に含まれる「オンライン」とは「ネットワーク越し」という意味ではなく「リアルタイムで処理して結果を返す」という意味である。古いメインフレームで動くデータベースでは、トランザクション処理を依頼すると、まず受付伝票だけが返ってきて、後ほど結果が届くという「オフライン」のトランザクション処理があったため、このように呼ばれる。