データベース
データベース(英語:Database, 略称:DB)とは、ある特定のデータを蓄積し、検索し、閲覧するシステムの総称である。
概要[編集 | ソースを編集]
データベースとは、ある目的をもって特定のデータを収集し、その中から必要なデータを手軽に検索し、閲覧するシステムの総称である。
基本[編集 | ソースを編集]
データベースの基本動作は以下の4つあり、それぞれの動作の英単語の頭文字をとってCRUDなどと呼ばれる。
- データを貯める (Create)
- データを閲覧する (Read)
- データを上書きする (Update)
- データを削除する (Delete)
入出力[編集 | ソースを編集]
前述の基本動作をどのような方法で行うかもデータベースによって大きく異なる。
たとえばFileMakerやAccessなどではDTPソフトのようなもの(フォームデザイナ)で入力画面と出力画面を設計・開発し、そこからデータの出し入れをする。
またミドルウェア的なデータベース製品、たとえばOracle DatabaseやSQL ServerなどではSQLで出し入れする物が多く、MonogoDBやRavenDBのように独自仕様で出し入れするものも見受けられる。
その他[編集 | ソースを編集]
データベースのように単純に検索・閲覧するだけではなく、そこから何かしらの新しいデータを見つけ出す解析システムは別途「データウェアハウス」と呼ばれる。
この解析作業は宝探しにも似ているので「新しいデータを発掘する」という意味からデータマイニングなどとも呼ばれる。 なかでも超巨大なデータベースと超並列のデータウエェアハウスを組み合わせた「ビッグデータ」なる言葉も多方面で叫ばれており、時間貸しレンタルサーバーのクラウドコンピューティングも含め、お金の匂いがプンプンする。まさにゴールドラッシュであり、ツルハシ屋さんが大儲けの予感である。
主なデータベースの種類[編集 | ソースを編集]
主にデータ構造の違いにより様々な種類のデータベースが存在している。
- リレーショナルデータベース
- 数あるデータベースの中でも特に有名なのがこれ。
- カード型データベース
- キーバリューストア
- キーとバリューの組み合わせでシンプルにデータ管理する方式。変態的で扱いにくいが超絶大規模時の耐性が強い。NoSQLの急先鋒として語られることが多い。