「オーバードロー」の版間の差分

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'''オーバードロー'''(over draw)とは、[[3DCG]]においてカメラから遠い順でオブジェクトを描画することで、最終的な一枚の絵を得る手法のことである。
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'''オーバードロー'''([[英語]]:over draw)とは、[[コンピューター・グラフィックス]]において1画面を生成する際に、同じ[[ピクセル]]に何度も書き込むことをいう。
  
何も考えずに上書き(オーバードロー)を繰り返すというものである。
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当然ながら最後の書き込み以外は無駄である。
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画面描画のシンプルな[[アルゴリズム]]としては、カメラから遠い順でオブジェクト(2Dの[[スプライト]]や3Dの[[ポリゴン]])を描画することで最終的な一枚の絵を得るという手法がある。
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[[深度バッファ]]を用いて「描画するか」「スキップするか」を決めることでオーバードローを抑制する手法もある。
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[[タイルベースレンダリング]]では「タイルをまたぐ際の無駄な描画」もオーバードローと呼ばれる。
  
 
== 関連項目 ==
 
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* [[カリング]]
 
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* [[タイルベースレンダリング]]
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* [[深度バッファ]]

2021年10月29日 (金) 01:23時点における最新版

オーバードロー英語:over draw)とは、コンピューター・グラフィックスにおいて1画面を生成する際に、同じピクセルに何度も書き込むことをいう。

当然ながら最後の書き込み以外は無駄である。

画面描画のシンプルなアルゴリズムとしては、カメラから遠い順でオブジェクト(2Dのスプライトや3Dのポリゴン)を描画することで最終的な一枚の絵を得るという手法がある。

深度バッファを用いて「描画するか」「スキップするか」を決めることでオーバードローを抑制する手法もある。

タイルベースレンダリングでは「タイルをまたぐ際の無駄な描画」もオーバードローと呼ばれる。

関連項目[編集 | ソースを編集]