スワップメモリ(英語:swap memory)とは、メモリが不足した際にデータをハードディスクなどのストレージなどに退避することをいう。
とてつもなく遅い諸刃の剣である。
アプリからはメモリが無制限にあるように見える。遅いがとりあえず動く。社畜PCは四六時中スワップが発生しているものばかりである。
サーバー用途ではスワップメモリを無効化するのが常識となっている。
一般的にスワップが発生した時点でサーバーは操作不能に陥る。この状態では物理的に電源を切るしかないが、その際にデータまで破損する恐れがある。
一方、事前にスワップを無効化しておくことで「メモリをバカみたいに消費したプロセスだけが落ち、OSは生存する」という状態になるため、万が一の際にも復旧しやすい。
Androidは標準でスワップメモリは無効化されている。これはスマホで一般的なフラッシュメモリは「書き込み回数」で寿命が決定するためらしい。とくに安物スマホで主流なeMMCはヤバイそうだ。
Androidでもrootを取ればスワップメモリを有効化できるが、実用性はないと思われる。