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P2Vという場合の多くは、[[PC]]に接続されている物理的な[[HDD]]を吸い出して[[仮想HDD]](ディスクイメージ)に変換するツール、およびそれらツールを使う行為を指している。これはゲーム機の[[エミュレータ]]において「[[ROM吸い出し]]」といわれた行為およびツールと同等のものである。
 
P2Vという場合の多くは、[[PC]]に接続されている物理的な[[HDD]]を吸い出して[[仮想HDD]](ディスクイメージ)に変換するツール、およびそれらツールを使う行為を指している。これはゲーム機の[[エミュレータ]]において「[[ROM吸い出し]]」といわれた行為およびツールと同等のものである。
  
家庭用ゲーム機の場合は吸い出された[[ROM]]が[[P2Pファイル共有ソフト]]に流れたり、[[マジコン]]で利用されたりと違法なイメージが強かったため、[[パソコン]]や[[サーバー]]向けのものは、よりビジネスの場で語りやすいよう、「ROM吸い出し」から「P2V」に[[リネーム]]されたものと思われる。
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家庭用ゲーム機の場合は吸い出された[[ROM]]が[[P2Pファイル共有ソフト]]に流れたり、[[マジコン]]で利用されたりと違法なイメージが強かったため、[[パソコン]]や[[サーバー]]向けのものは、よりビジネスの場で語りやすいよう、「[[ROM吸い出し]]」から「P2V」に[[リネーム]]されたものと思われる。
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なお、対象が[[パソコン]]であっても8ビット機や16ビット機時代の[[フロッピーディスク]]をディスクイメージ化する行為は家庭用ゲームなどと同様に「[[吸い出し]]」という呼称の方が一般的である。
 
== 主なP2Vツール==
 
== 主なP2Vツール==
 
*[[disk2vhd]]
 
*[[disk2vhd]]
 
**開発 :[[マイクロソフト]]
 
**開発 :[[マイクロソフト]]
 
**形式 :[[Virtual PC]]、[[Hyper-V]]、[[Xen]]
 
**形式 :[[Virtual PC]]、[[Hyper-V]]、[[Xen]]
**備考 :[[Windows]]の[[シャドーコピー]]を使い[[Windows]]を動かしたままP2Vできる
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**備考 :[[Windows]]の[[シャドウコピー]]を使い[[Windows]]を動かしたままP2Vできる
 
*[[VMware vCenter Converter]]
 
*[[VMware vCenter Converter]]
 
**開発 :[[VMware]]
 
**開発 :[[VMware]]

2018年7月31日 (火) 07:28時点における最新版

P2V(語源:Physical to Virtual)とは、物理マシンを仮想マシンに変換する行為、およびツールのことである。

P2Vという場合の多くは、PCに接続されている物理的なHDDを吸い出して仮想HDD(ディスクイメージ)に変換するツール、およびそれらツールを使う行為を指している。これはゲーム機のエミュレータにおいて「ROM吸い出し」といわれた行為およびツールと同等のものである。

家庭用ゲーム機の場合は吸い出されたROMP2Pファイル共有ソフトに流れたり、マジコンで利用されたりと違法なイメージが強かったため、パソコンサーバー向けのものは、よりビジネスの場で語りやすいよう、「ROM吸い出し」から「P2V」にリネームされたものと思われる。

なお、対象がパソコンであっても8ビット機や16ビット機時代のフロッピーディスクをディスクイメージ化する行為は家庭用ゲームなどと同様に「吸い出し」という呼称の方が一般的である。

主なP2Vツール[編集 | ソースを編集]